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日野「ポンチョ」(扉が開くなど)    (2012/11/14 - 881 Clicks)
【該当車両】
「日野ポンチョ」
対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください

【不具合の内容】
(1)乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、以下の条件に当てはまる場合には、お客さまが扉近傍に設置された検知器(光電管)を遮っているにも関わらず、乗降中のお客さまが扉に挟まれることを防止する機構が働かず扉が閉まります。
 ・お客さまが検知器(光電管)を遮っている状態で、運転者が乗降扉を閉じる操作を行う(扉の閉動作を予告するブザーが鳴る)
 ・次に、お客さまが検知器を遮らない位置に移動する(ブザーが鳴り終わる)
 ・その後、扉を閉める信号が出てから扉が閉まる動作を開始するまでの間において、お客さまが検知器を遮る(このとき扉が閉まってしまう)
(2)乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、走行状態から停止に至る過程において運転者が一定条件の操作(シフトの位置をNにし、停止直前で乗降扉を開く操作)をした場合においては、走行中に扉が開くことを防止する機能が働いたままになり、停止してから運転者が手元の開閉スイッチを開に操作しても扉が開かなくなります。
(3)乗降扉の開閉制御プログラムが不適切なため、また、乗降扉が閉まる直前で扉を車内に引き込みロックする機構(クローザ)を働かせるために備えられた、扉が閉まる直前の位置を検知するセンサーに製造バラツキがあるため、当該センサーによる検知がなされない場合において、クローザが働かず確実に扉をロックできず、走行中にお客さまが扉近傍に設置された検知器(光電管)を遮った際に扉が開きます。

注: 乗降扉の開閉は運転者が手元の開閉スイッチで操作できるようになっていますが、運転者が誤った開閉操作をした場合等の安全対策として、乗降中のお客さまが扉に挟まれることを防止し、また、走行中に扉が開いたり、開いたまま発車することを防止する機構を備えています。上記不具合は、この扉の開閉機構及び安全機構に関するものです。

【対策】
全車両、当該ECUを対策品と交換します。また、クローザスイッチの位置を点検し、不適切なものは位置を変更します。

【連絡先】
お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口
フリーダイヤル 0120-10-6558
オープン時間:月曜~金曜(除く祝祭日)9:00~12:00, 13:00~17:00
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