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ふそう「スーパーグレート、ファイター」(各種不具合)    (2012/11/7 - 649 Clicks)
【該当車両】
スーパーグレート、ファイター
対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください

【理由】
大・中型トラックにおいて、誤部品を組付けたものがある。そのため、
1. エンジン吸気温度センサーの構造が不適切なため、センサー内部に水が浸入し、エンジン制御ランプが点灯するおそれがある。
2. エンジンECU内部の電子部品が不適切なため、エンジン制御ランプが点灯し、エンジン回転が不安定になるおそれがある。
3. エンジン補助ブレーキの電磁弁の構造が不適切なため、エンジンオイルが付着するとハーネス端子とボディが短絡し、エンジン補助ブレーキが誤作動するおそれがある。 また、当該電磁弁のハーネス端子を過大なトルクで締め付けたものがあり、ハーネス端子取付部に亀裂が生じるおそれがある。
4. エンジンネームプレートの過給機型式に記載が無いものがある。
5. フロントパネルオープナー固定金具の溶接が不適切なため、当該オープナー操作時に固定金具が脱落するおそれがある。
6. エアコンプレッサから供給される圧縮空気中に油分が多く含まれるものがある。そのため、エアドライヤの排出口周辺部が汚れ易く、また、エアドライヤ及びマルチプロテクションバルブのゴム部劣化により、エア圧の低下やエアタンクからのエア排出が生じるおそれがある。

【対策】
1. 全車両、エンジン吸気温度センサーを対策品に交換する。
2. 全車両、エンジンECUを対策品に交換する。
3. 全車両、エンジン補助ブレーキの電磁弁を新品に交換すると共に、樹脂製カバーが無い場合は樹脂製カバーを装着する。
4. 全車両、エンジンネームプレートを点検し、過給機型式の記載がない場合は、過給機型式が記載されたプレートに貼り替える。
5. 全車両、フロントパネルオープナーの固定金具を良品に交換する。
6. エアコンプレッサ、エアドライヤのチェックバルブ、マルチプロテクションバルブを対策品に交換し、エアドライヤの乾燥剤を新品に交換する。また、エア系統を点検し、油分による影響が認められた部品は新品に交換する。

【連絡先】
三菱ふそうトラック・バス株式会社
全国フリーダイヤル
0120-324-230 (お客様相談センター)
■ 月曜~金曜(除く所定の休日)9:00~12:00、13:00~17:00
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