日産「キャラバン」(排気ガスが漏れるおそれなど) (2012/5/25 - 845 Clicks) | |
【対象車種】 キャラバン 【不具合の内容】 (1)前輪のハブベアリングにおいて、シール性能が不十分なため、当該ベアリング内部に水が浸入するおそれがあります。そのため、走行中に異音が発生し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該ベアリングが破損して、走行不安定にいたるおそれがあります。 (2)自動変速機搭載車において、セレクトケーブルの固定方法が不適切なため、運転者の足が当該固定部に当たって固定が外れるおそれがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、セレクトレバーを操作しても自動変速機が変速しなくなるおそれがあります。 (3)ディーゼルエンジン車の手動変速機搭載車において、クラッチペダルブラケットのマスターシリンダ取り付け部の強度が不足しているため、クラッチ作動時の抵抗が増大した状態で使用を続けると、当該ブラケットが破損し、最悪の場合、クラッチが切れなくなるおそれがあります。 (4)過給器付ディーゼルエンジン搭載車の発電機において、プーリーに設けたクラッチ内部の潤滑油の耐熱性が不足しているため、潤滑油が劣化して当該クラッチが破損するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該プーリーが脱落するおそれがあります。 (5)DPF(ディーゼル粒子状物質除去装置)付き車において、手動変速機搭載の後輪駆動車ではDPFおよび車体組付けブラケットの強度が不足しており、全輪駆動車では排気管の車体への組付けが不適切なものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、DPFフランジ部に亀裂が発生して騒音が増大し、排気ガスが漏れるおそれがあります。 【対策】 (1)当該ハブベアリングを対策品と交換します。 (2)セレクトケーブルを固定するロックプレートを対策品と交換します。 (3)当該クラッチペダルブラケットを対策品と交換します。 (4)当該発電機を対策品と交換します。 (5)手動変速機搭載の後輪駆動車は、DPFおよび当該組付けブラケットを対策品と交換します。全輪駆動車は、当該ブラケットの締付ボルトを新品に交換するとともに、DPFフランジ部の亀裂有無を確認して、亀裂が発生している場合は、DPFを対策品に交換します。 【連絡先】 0120-315-232 受付時間:9:00~17:00(年末年始を除く) | |
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