MSD「テモダールカプセル」(承認規格不適合) (2011/12/14 - 807 Clicks) | |
一般名及び販売名 一般名: なし 販売名: (1)テモダールカプセル100mg (2)テモダールカプセル20mg 対象ロット、数量及び出荷時期 (1)テモダールカプセル100mg(SP包装品) 対象ロット 出荷数量(1カプセル×5包) 出荷時期 K601M 13,317 平成21年11月17日 K602M 10,148 平成21年11月25日 K603N 13,471 平成22年 1月18日 M601A 6,556 平成22年 4月 1日 M602D 5,626 平成22年 6月28日 M603E 2,991 平成22年 7月14日 M604E 3,844 平成22年 7月21日 M605G 7,125 平成22年 8月25日 M606H 8,830 平成22年 9月13日 M607M 2,348 平成22年11月24日 M608M 2,474 平成22年12月 2日 M609M 11,958 平成23年 1月24日 N601C 3,551 平成23年 3月30日 N602C 6,725 平成23年 4月13日 (2)テモダールカプセル20mg(SP包装品) 対象ロット 出荷数量(1カプセル×5包) 出荷時期 K501M 15,910 平成21年11月25日 K502N 17,375 平成21年12月14日 M501A 8,420 平成22年 4月16日 M502F 17,368 平成22年 8月 5日 M503M 2,172 平成22年12月 3日 M504M 11,939 平成22年12月17日 N501C 3,015 平成23年 3月31日 N502C 7,053 平成23年 4月14日 【理由】 テモダールカプセル100mgのSP包装品として最初に製造したロット(ロット番号K601M)において、 安定性試験24ヵ月経過品の溶出試験で承認規格に適合しない結果が得られましたので、当該ロットの自主回収 を行います。 調査によりSP包装に用いたアルミフィルムに原因があることが判明しています。他のロットについては現在の ところ承認規格に適合していますが、同じアルミフィルムを用いた製品の溶出性が今後低下する可能性を否定で きないため、このアルミフィルムを使用して製造した全てのロットを合わせて自主回収致します。 【危惧される具体的な健康被害】 溶出性低下の理由は、溶出試験においてカプセルが水に溶解する際にその成分であるゼラチンが薄い膜となっ て有効成分を覆ってしまうことにあります。弊社の調査では物理的な刺激や消化酵素の添加により、ゼラチン 膜が崩壊して、速やかに有効成分が試験溶液に溶解することを確認しております。内服した場合は、消化管の 運動や消化酵素の働きにより速やかに溶解すると考えられることから、本件に起因する重篤な健康被害が発生 する可能性は極めて低いと考えられます。また、現在までに本件に関連すると思われる健康被害の報告は受け ていません。 | |
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