マツダ「キャロル」(油圧警告灯が点灯) (2010/7/1 - 775 Clicks) | |
【該当車両】 キャロル 【不具合の内容】 クランクプーリとクランクシャフトを締結しているボルトの締付トルクが不足しており、かつ、当該ボルトが着座するクランクプーリの座面の面粗さが粗いものがあるため、使用過程において当該ボルトが緩むものがあります。そのため、クランクプーリにがたが生じて異音が発生し、そのまま使用を続けると、クランクプーリにクランクシャフトの回転力が伝わらなくなり、オルタネータベルトが駆動されず、オルタネータとウォータポンプが作動しなくなり、発電不良により充電警告灯が点灯し、冷却水温上昇により水温警告灯が点灯します。また、クランクプーリのがたが大きくなり、オイルシールよりオイルが漏れ、油圧警告灯が点灯するおそれがあります。 【対策】 全車両、クランクプーリの損傷の有無を点検し、 (1)損傷のないものはボルトを新品に交換し、規定トルクで締付けます。 (2)損傷しているものはクランクシャフトの損傷の有無を点検し、 (2-1)損傷のないものはクランクプーリ、ボルト、オイルシール、 オルタネータベルトおよびエアコンベルトを新品に交換し、 ボルトを規定トルクで締付けます。 (2-2)損傷しているものは、クランクシャフト、クランクプーリ、ボルト、 オイルシール、オルタネータベルトおよびエアコンベルトを新品に交換し、 ボルトを規定トルクで締付けます。 なお、(1)、(2-1)、(2-2)におけるボルトの交換は、当該市場措置の実施有無の識別のためです。 【連絡先】 マツダ(株)コールセンター TEL:0120-386-919 | |
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