いすゞ「コモ」(走行不能に至るおそれなど) (2008/5/30 - 1028 Clicks) | |
【該当車両】 コモ 【理由】 (1) 前輪のハブベアリングにおいて、ナックルとの締結ボルトの締付力が大きいものがあり、当該ベアリングが変形しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ベアリング内部が損傷して走行中に異音が発生し、最悪の場合、当該ベアリングが破損して車輪が傾き、走行不能に至るおそれがある。 (2) 発電機において、プーリーに設けたクラッチのシール性が不足しているため、クラッチ内部の潤滑油が流出しクラッチが破損して異音が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該プーリーが脱落するおそれがある。 (3) ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプにおいて、燃料を燃料タンクへ戻すアイボルト(配管用ボルト)の締付力が不足している。そのため、エンジンの揺動により、隣接するゴムホースの保護部材との干渉が繰り返されると当該ボルトが緩むことがあり、そのまま使用を続けると、燃料が漏れるおそれがある。 【対策】 (1) 全車両、ベアリングのがたを点検し、がたが交換基準より大きいものは、当該ベアリングを新品と交換し締結ボルトを適切な締付力で組付ける。がたが交換基準内のものは、締結ボルトを適切な締付力で再組付けする。 (2) 全車両、当該発電機の製造メーカーを確認し、対象の場合は対策品と交換する。 (3) 全車両、当該部からの燃料漏れの有無を点検し、漏れがない場合、当該ボルトを適切な締付力で増し締めする。漏れがあるものは、締結部のワッシャを新品と交換し、当該ボルトを適切な締付力で組付ける。 【連絡先】 いすゞ自動車株式会社 お客様相談センター 電話番号 0120-119113(全国共通フリーダイアル) 受付時間 月~金(除く祝祭日及びいすゞ指定の休日) 9:00~17:00 (いすず) | |
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