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マツダ「スクラム」(走行不能となるおそれなど)    (2023/4/3 - 433 Clicks)
【該当車両】
スクラム
対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください

【内容】
(1)機械式自動変速機(AGS)のクラッチケーブルにおいて、防水のための被覆構造が不適切なため、芯線に錆が発生するものがあります。そのままの状態で使用を続けると、クラッチケーブルの芯線が破断し、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

(2)機械式自動変速機(AGS)のオイルポンプとオイルポンプ駆動用モータのジョイント部において、外部との通気構造が不適切であったため、オイルポンプからオイルが滲んだ場合、オイルが空気と共に、モータ側に浸入することがあります。そのままの状態で使用を続けると、モータ内部が短絡して作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

(3)機械式自動変速機(AGS)において、オイルポンプ駆動用モータのブラシ材質が不適切なため、高温、高湿条件においてブラシが膨張し、摺動不良となるものがあります。そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブラシが固着してモータが通電不良により作動しなくなり、警告灯が点灯するとともに変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

【対策】
全車両、アクチュエータを点検し、該当アクチュエータの場合は、
(1)クラッチケーブルを対策品に交換します。
(2)オイルポンプとオイルポンプ駆動用モータを対策品に交換します。
(3)オイルポンプ駆動用モータを対策品に交換します。

【連絡先】
マツダコールセンター
0120-386-073

受付時間
平日:9:00~17:00
土日祝:9:00~12:00 13:00~17:00
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