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三菱自動車「ミニキャブ」(走行不能となるおそれなど)    (2018/11/2 - 436 Clicks)
【該当車両】
ミニキャブ
対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください

【理由】
① 機械式自動変速機(AGS)のトランスミッションフロントケース(以下、フロントケース) の形状が不適切であり及びクラッチレリーズベアリングの被水条件下での耐久性が不足しているものがあります。 そのため、フロントケース内に水が浸入すると、当該ベアリング内部のグリスが被水して潤滑性が低下し、 クラッチ操作が繰り返し行われると、最悪の場合、当該ベアリングが破損してクラッチ操作が不能となり、 変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
② 機械式自動変速機(AGS)のギヤ位置を検知するための部品(アンチローテーションピン) の材質が不適切なため、アンチローテーションピンの耐久性が不足しているものがあります。 そのため、変速が繰り返し行われると、アンチローテーションピンが破損して、警告灯が点灯するとともに、 変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
③ 機械式自動変速機(AGS)の変速を行なうための部品(セレクトピストン)の構造が不適切なため、 セレクトピストンの耐久性が不足しているものがあります。 そのため、変速が繰り返し行われると、セレクトピストンが破損して、警告灯が点灯するとともに、 変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
④ 機械式自動変速機(AGS)のクラッチケーブルアンカの組付指示が不適切なため、 当該アンカとレリーズフォークのスリットが一致し、 クラッチケーブルのクランプ部に応力が集中するものがあります。 そのため、変速が繰り返し行われると、クラッチケーブルが破断して、警告灯が点灯するとともに、 変速不能及び走行不能となるおそれがあります。
⑤ 四輪駆動仕様車の機械式自動変速機(AGS) を制御するコントローラに接続するワイヤハーネスの配索設計が不適切なため、 ワイヤハーネスがトランスファケースのリブと接触するものがあります。 そのため、走行振動等により、ワイヤハーネスが損傷し、最悪の場合、変速不能及び走行不能となり、 またはエンジンの始動ができなくなるおそれがあります。
⑥ 機械式自動変速機(AGS)のセレクタアッシのコネクタの配置が不適切なため、 結露した水滴が当該コネクタに滴下し、端子間が短絡することがあります。 そのため、警告灯が点灯するとともに、変速不能及び走行不能となるおそれがあります。

【対策】
① 全車両、以下の改善を行います。
(1) ① クラッチレリーズベアリング、クラッチレリーズフォーク、 クラッ チレリーズベアリングクリップを対策品に交換します。
② クラッチカバー、クラッチディスクを新品に交換します。
(2) 機械式自動変速機(AGS)を点検し、 フロントケース上部に防水 カバーが取り付けられていない場合は、防水カバーを取り付けます。
(3) (1) 及び (2) の対策によりクラッチレリーズベアリングの耐久性が 向上することから、 クラッチカバーがレリーズベアリングより早期に交換時期に達することとなるため、 トランスミッション制御コント ローラを対策プログラムに書換え、または、AGSアクチュエータを 対策品に交換し、 クラッチカバーの交換時期を知らせる警告機能を追加します。
② 全車両、AGSアクチュエータを対策品に交換します。
③ 全車両、セレクトピストンを対策品に交換します。
④ 全車両、クラッチケーブルアンカを点検し、
(1) クラッチケーブルアンカとレリーズフォークのスリット方向が 一致している場合は、AGSアクチュエータを新品に交換、クラッチ ケーブルアンカを対策品に交換します。
(2) 一致していない場合は、 クラッチケーブルアンカを対策品に交換します。
⑤ 全車両、ワイヤハーネスの損傷状況を点検し、 損傷が認められない場合は、ワイヤハーネスにプロテクタを追加して正しく配索します。 損傷が認められた場合は、ワイヤハーネスを対策品に交換します。
⑥ 全車両、セレクタアッシのコネクタを点検し、
(1) ① 被水痕が認められる場合は、セレクタアッシとインパネハーネスを 対策品に交換します。
② 被水痕が認められない場合は、セレクタアッシのコネクタに防水 カバーを追加し、 インパネハーネスに防水対策を実施します。
(2) メインハーネスのコネクタに、防水カバーが装着されていない場合は、 メインハーネスのコネクタに防水カバーを追加します。

【連絡先】
お客様相談センター
フリーダイヤル 0120-324-860
受付時間
9:00~17:00 (土・日 9:00~12:00 13:00~17:00)
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