ヤマハ「5車種」(エンジンが焼きつくおそれなど) (2016/6/15 - 857 Clicks) | |
【対象車種】 YZF-R3A、YZF-R25、YZF-R25A、MT320、MT250 対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください 【不具合の内容】 ①原動機のオイルポンプのプランジャ(オイルポンプ内の圧力を調整する弁)において、設計が不適切なため、原動機が高回転時にオイルポンプ内の圧力調整ができないことがある。そのため、油圧が周期的に変動してオイルポンプを駆動させるギヤ(樹脂製)に過大な力が加わり、最悪の場合、当該ギヤが壊れ、エンジンが焼きつくおそれがある。 ②動力伝達装置において、クラッチプレッシャープレートのベアリングの強度が不足しているため、クラッチ操作を繰り返すと、当該ベアリングが破損することがある。そのため、クラッチが切れず変速ができなくなり、走行不能となるおそれがある。 ③前輪のブレーキにおいて、ブレーキホースがねじれて組みつけられたものがある。そのため、走行中に当該ホースがラジエタと接触して、最悪の場合、当該ホースが損傷してブレーキ液が漏れ、制動力が低下するおそれがある。 【対策】 ①全車両、オイルポンプを対策品と交換するとともに、アイドルギヤを新品と交換する。 ②全車両、クラッチのプレッシャープレートを対策品と交換する。 ③全車両、前輪用制動装置のブレーキホースの取りまわしを点検して、適切な場合、当該ホースを固定するクランプを追加する。不適切な場合、当該ホースを新品と交換するとともに、固定するクランプを追加する。 【連絡先】 ヤマハ発動機販売(株) 市場改修お客様相談窓口 受付時間:10:00~12:30 / 13:30~18:00 月~金曜日(祝日、弊社所定の休日等を除く) フリーダイヤル 0120-133-120 | |
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