日野「ポンチョ」(スタータが焼損するおそれなど) (2016/1/27 - 702 Clicks) | |
【該当車両】 ポンチョ 対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください 【不具合の内容】 1.小型ノンステップバスのスタータリレーにおいて、接点の構造が不適切なため、始動時にスタータが噛み合わなかった場合に流れる電流により、当該接点が荒れるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、当該接点が溶着し、最悪の場合、スタータが焼損するおそれがあります。 2.小型ノンステップバスの扉において、 ①扉の位置を検知するスイッチの回路が不適切なため、当該スイッチがオンになった際、接点に定格値を超える電流が流れ、接点が荒れるものがあります。そのため、そのまま使用を続けると、接点どうしが導通したままとなり、最悪の場合、扉が閉められなくなるおそれがあります。 ②乗客の挟み込みを検知するスイッチの接点構造が不適切なため、スイッチの作動頻度が少ない場合、当該接点に生成したシリコン被膜により、導通不良になるものがあります。そのため、スイッチが機能せず、最悪の場合、乗客が扉に挟まれるおそれがります。 ③扉開閉用エアシリンダの電磁弁とエア配管の容量が不適切なため、扉の開閉中に反転操作を行った場合、扉が通常より速く動くことがあります。 【対策】 1.当該スタータリレーを対策品に交換します。 2.①スイッチの回路に抵抗を追加するとともに、スイッチを新品に交換します。 ②当該スイッチを対策品に交換するとともに、当該スイッチの回路にリレーがないものはリレーを追加します。 ③電磁弁を対策品に交換するとともに、後扉用エアシリンダへのエア配管の容量が不足しているものは配管を追加します。 【連絡先】 お問い合わせ先: 日野自動車株式会社 お客様相談窓口 フリーダイヤル 0120-10-6558 オープン時間:月曜~金曜(除く祝祭日)9:00~12:00、 13:00~17:00 | |
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