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リコール・自主回収情報 
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ホンダ「フィット、VEZEL」(意図せず車両が動き出すなど)    (2014/7/14 - 791 Clicks)
【該当車両】
フィット、VEZEL
対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください

【不具合の内容】
1) エンジン制御コンピューター(ECU)のプログラムが不適切なため、
(1) 坂道での発進停止の繰り返し、渋滞での低速走行、更にオートブレーキホールド(ABH)機能を搭載している車両はABHを使用した状態での停車を繰り返すとクラッチ温度が上昇し、実クラッチ摩擦特性と推定クラッチ摩擦特性とに差が生じるものがあります。そのため、クラッチ滑り量が減少して加速時に車両が前後振動し、インフォメーションディスプレイに「トランスミッション高温(第一警告灯)」の警告が表示された状態でそのまま走行を続けると、駆動力を制限するため、エンジンの吹け上がりや坂道が登りづらくなり、最悪の場合、前進レンジでは「トランスミッション高温(第二警告灯)」の警告が表示されるとともに前進できなくなり、後退レンジでは後退できなくなるおそれがあります。
(2) エンジン走行モードで坂道を2速ギヤで低速走行し、転舵操作を行った際に1速にシフトダウンし、その後の緩やかな坂道で停車してから発進すると1速が継続されることから、エンジン回転が高くなり加速感が損なわれるおそれがあります。
(3) エンジン走行モードにて急勾配の坂道で停車後直ぐに発進する際に、ブレーキペダルから足を離しアクセルペダルを踏み込んでも、車両が僅かに後退するおそれがあります。
(4) エンジン走行モードでDレンジからRレンジにシフトした際、シフト操作から駆動の発生までに時間を要することから発進が僅かに遅れるおそれがあります。
(5) エンジン走行モードにて中速クルーズ走行中、モーター走行モードに切り替え変速する際に、モーター駆動力を伝達しなくなることから、僅かな減速感を感じるおそれがあります。
2) トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、TDUとエンジン制御コンピューター(ECU)との通信が一瞬切れた際にクラッチの締結を一瞬開放して動力の伝達ができなくなり、発進の遅れまたは加速不良となるおそれがあります。
3) 自動パーキング選択制御機能において、作動条件が整っていない状態で走行後停車し、当該機能が作動していないにも関わらず、それに気付かずブレーキを離し降車すると、意図せず車両が動き出すおそれがあります。
4) パーキングスイッチを押した後や自動パーキング選択制御機能が作動している状態で、誤ってブレーキペダルを踏みながらシフトレバーをPポジション以外にシフトすると、意図せず車両が動き出すおそれがあります。

【対策】
1)-(1) ECUを対策プログラムに書き換えます。また、プログラムの書き換えに伴い、警告灯の表示に対する車両の取り扱いを変更することから、取扱説明書を変更し、交換します。

1)-(2)
1)-(3)
1)-(5) ECUのプログラムを対策プログラムに書き換えます。

1)-(4) ECU及びモーターECUのプログラムを対策プログラムに書き換えます。
2) TDU及びECUのプログラムを対策プログラムに書き換えます。

3) 4) 全車両、ECUとメーターECUプログラムを書き換え、下記機能を追加します。
・自動パーキング選択制御作動中に、Pポジション以外へシフトした際には、ブレーキペダルから足を離すと自動でパーキングに入り、インフォメーションディスプレイに警告を表示させます。
・駐停車中に、シートベルトを装着せずにPポジション以外へシフトし、ブレーキペダルから足を離した際には、インフォメーションディスプレイに警告を表示させます。

また、当該ページの記載内容を変更した取扱説明書と交換するとともに、使用者に駐停車操作における注意点を周知します。


【連絡先】
本田技研工業株式会社 お客様相談センター
フリーダイヤル 4輪製品 0120-112010
《受付時間》 9:00~12:00/13:00~17:00
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