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リコール・自主回収情報 
医薬品
武田薬品「パンスポリン静注用他」(ガラス片が混入)    (2007/6/20 - 1418 Clicks)
【該当医薬品】
(1-1)パンスポリン静注用0.25g(計6ロット)
対象ロット  :HJ202 ~ HJ206、HJ208
数量     :117,170 バイアル
出荷時期   :平成18年1月30日 ~ 平成19年1月31日
(1-2)パンスポリン静注用0.5g(計18ロット)
対象ロット  :HK601 ~ HK616、HK618、HK619
数量     :531,910 バイアル
出荷時期   :平成17年9月22日 ~ 平成19年4月11日
(1-3)パンスポリン静注用1g(計137ロット)
対象ロット  :HL501 ~ HL521、HL524 ~ HL572、HL575 ~ HL630、HL633 ~ HL643
数量     :5,410,780 バイアル
出荷時期  :平成17年8月3日 ~ 平成19年5月9日
(1-4)パンスポリン筋注用0.25g(計2ロット)
対象ロット  :HG202、HG203
数量     :17,150 バイアル
出荷時期   :平成18年2月6日 ~ 平成19年1月31日

(2-1)アマスリン静注用1g(計2ロット)
対象ロット  :HJ301、HJ302
数量     :30,390 バイアル
出荷時期   :平成17年8月17日 ~ 平成18年12月18日

(3-1)タケスリン静注用0.5g(計1ロット)
対象ロット  :HK401
数量     :9,970 バイアル
出荷時期   :平成17年12月9日
(3-2)タケスリン静注用1g(計3ロット)
対象ロット  :HL601 ~ HL603
数量     :29,940 バイアル
出荷時期   :平成17年8月3日 ~ 平成18年6月19日

(4-1)ベストコール静注用0.5g(計2ロット)
対象ロット  :HJ201、HJ202
数量     :10,590 バイアル
出荷時期   :平成17年12月9日 ~ 平成18年12月13日
(4-2)ベストコール静注用1g(計5ロット)
対象ロット  :HK501、HK502、HK505 ~ HK507
数量     :79,100 バイアル
出荷時期   :平成17年5月12日 ~ 平成18年12月13日
(4-3)ベストコール筋注用0.5g(計6ロット)
対象ロット  :HM201、HM202、HM204 ~ HM207
数量     :29,820 バイアル
出荷時期   :平成17年5月12日 ~ 平成19年2月20日

【回収理由】
パンスポリン静注用1g(HL635)を溶解後、バイアル内に台形状のガラス片(三辺が約10mm、残りの一辺が約4mm、厚みが約2mm)が混入していたとの連絡を医療機関から受けました。
混入の原因として、バイアル乾燥・滅菌後に破損したバイアルのガラス片が混入した可能性が極めて高く、その後の工程で排除されなかったものと考えられます。
当該ロットの製造系列で製造した製品につきましては、当社が医療機関からガラス片混入の連絡を受けたのは今回が2件目であり、前回においては特定されたロットを速やかに自主回収いたしました。しかし、今回の事態に鑑みて、同一事象が生じている可能性を完全には否定できないことから、当社では万全を期して、当該ロットを含め、同一製造系列で製造した当社製品(全ロット)について、自主回収を行うことにいたしました。

【危惧される具体的な健康被害】
ガラス片が混入したバイアルを使用したとしても、注射器に吸い上げられる可能性は低いと考えられます。混入したと考えられるガラス片は製造工程において洗浄・滅菌工程を経ているため、無菌性については問題ありません。従って、健康被害につながるリスクは極めて低いものと推定しております。また、これまでに本件に関する健康被害の報告は受けておりません。
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