ホンダ「フィット、VEZEL」(サービスキャンペーン各種) (2014/2/12 - 963 Clicks) | |
【該当車両】 フィット、VEZEL 対象型式、シリアルナンバー等の詳細情報はこちらからご覧ください 【不具合の内容】 7速DCT型自動変速機を搭載した車両において、 1) トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムが不適切なため、車両起動時にギヤアクチュエーター位置の初期化が正しく行われないことがあります。そのため、トランスミッション警告灯が点滅し、フェールセーフが働き、Pレンジから他のレンジにシフトしてもNレンジまたはPレンジとなるおそれがあります。尚、Dレンジにシフトすると発進は可能であります。 2) ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)のプログラムが不適切なため、HCAが故障しても検知ができないことがあります。そのため、奇数段変速または偶数段変速のみでの走行となるおそれがあります。 3) モーター制御コンピューター(モーターECU)のプログラムが不適切なため、車両起動直後にモーターECUがモーターインバーターからのデータを受信できないことから通信エラーとなり、メーターディスプレイに「システム点検」の表示がされるとともに、エンジンでの走行となるおそれがあります。 4) エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、 (1) EV走行モードからの緩やかな登坂路発進時、ブレーキペダルを離した際、モーター駆動力が弱いことから、タイヤに伝わるまでの間に車両が僅かに後退するおそれがあります。 (2) 登坂路発進や降坂路走行、並びに低速からの再加速時、自動変速機が低速ギヤに変速した際に車速に対してエンジン回転数が高くなるおそれがあります。 (3) 長い下り坂をアクセルペダルを踏込まず走行する際、スロットルバルブの目標開度と実際のバルブ開度に差が生じることがあります。そのため、スロットルバルブ制御が正しく行われず、スロットルバルブが故障したとECUが検知し、エンジン警告灯が点灯するとともに、アクセルペダルを踏込んでも加速不良となるおそれがあります。 (4) エンジン走行モードでの定速走行や減速状態からの加速時、動力伝達クラッチの接続が遅いことから、エンジン回転が高くなり加速感が損なわれるおそれがあります。 または、EV走行モードでの低速走行からの加速時、駆動力を補うためエンジンが始動した際にシフトダウンさせる設定であったため、エンジン回転が高くなり加速感が損なわれるおそれがあります。 (5) シフト操作時のNレンジ判定時間が短いことから、シフトレバーをRレンジまたはDレンジへシフトした後、ホームポジションへゆっくり戻すと、Nレンジとなるおそれがあります。 【対策】 1) トランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムを対策プログラムに修正します。 2) ハイドロスタティッククラッチアクチュエーター(HCA)及びトランスミッションドライバーユニット(TDU)のプログラムを対策プログラムに修正します。 3) モーター制御コンピューター(モーターECU)のプログラムを対策プログラムに修正します。 4) エンジン制御ユニット(ECU)のプログラムを対策プログラムに修正します。 【連絡先】 本田技研工業株式会社 お客様相談センター フリーダイヤル 4輪製品 0120-112010 《受付時間》 9:00~12:00/13:00~17:00 | |
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