当社は、株式会社ノーリツ(本社:神戸市)が製造したガスふろ給湯器の一部において、
長期間の使用によりガス漏れが生じ機器内部の焼損に至る恐れがあることが判明したため、当該製品の点検および部品交換作業を自主的に実施させていただきます。
当社は当該機種のうち一部を、自社ブランドとして販売しておりました。
これは、ノーリツが製造した当該機種のうち1989年8月から1994年5月にかけて製造した製品において、
追い焚き用ガス通路部分に設置された「ガバナ」(圧力調整装置)の設計上の配慮不足から経年劣化によりゴム製ダイヤフラムに亀裂が入り、そこから漏れたガスに引火し機器内部の焼損に至るものです。
これまでに当社管内において当該事象の発生はありませんが、全国では13件の事象が発生しているとの報告を受けています。
当社は今後、同様の事象が発生してご迷惑をおかけすることを防止するため、当該機器が設置されているお客さまにお知らせするとともに、
ノーリツと協同で、点検・部品交換作業を無償で行わせていただきます。
部品交換が完了するまでの間、自動お湯張り機能または追い焚き機能をご利用いただく場合には、
ご使用中に機器周辺で異臭がないか、機器本体から煙が出ていないかをご確認いただき、異常がある場合にはただちに機器のご使用を中止して、
当社までご連絡下さいますようお願いいたします。なお、給湯、シャワーは通常通りご利用いただけます。
お客さまには、ご迷惑をおかけしますことをお詫びいたしますとともに、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。
1989年8月から1994年5月まで
型 式 名 | 台 数 |
---|---|
GRQ−161 | 1,832 |
GRQ−162 | 3,473 |
GRQ−163 | 297 |
GRQ−201 | 1,019 |
GRQ−203 | 505 |
GRQ−204 | 81 |
合 計 | 7,207 |
6月9日(土)付け主要新聞朝刊に告知広告を掲載するほか、ダイレクトメールでもお知らせします。
また当社ウェブサイト(https://www.saibugas.co.jp/)にもお知らせを掲載します。
該当製品をご使用のお客さまを順次訪問し、点検、部品交換作業を無償で行います。
製品名、製造年月は機器本体前面および本体側面のシールに記載されています。